喫茶じゃがいも、4月1日滋賀県に移転します

aprilfool2015-01

今日はエープリルフールですからね。
宇治市は、このほど宇治市役所で記者会見を行い、「京都府を脱退し滋賀県に編入する」との声明を発表した。
宇治市では先頃、京都京阪バス宇治車庫跡地=宇治市莵道=に平和堂グループとしては市内7店舗目となる「フレンドマート宇治莵道店」がオープン。これで草津市内6店舗を抜き、平和堂本拠地の彦根市内の8店舗に次ぐ2位タイの店舗数となって、市内主要エリアをほぼ商圏に収めた。

事態を重くみた宇治市議会は、臨時議会を招集。議員からは「グループの影響力が強まるのは避けられない」「いっそ京都府を脱退しては」などの意見が相次いだ。深夜に及ぶ議論の末、滋賀県編入条例が全会一致で可決された。
市は条例の可決を受けて今朝記者会見を開いた。「宇治茶はどうなるのか」「鵜飼は継続できるのか」などの質問が相次いだ。市では、「宇治茶ブランドの使用継続は、専門家に意見を聞いているところ。しかし、編入しても宇治茶は宇治茶」としている。また、宇治川鵜飼については「昨年誕生したウッティーの住民票さえ移せば問題はない。長良川は関係ない」との見解を示した。宇治を代表するゆるキャラおうじちゃまについては、「ひこにゃんとのコラボができれば、ゆるキャラファンはたまらないのでは」と期待を寄せている。
今回の編入は、今月実施される統一地方選にも影響を及ぼしそうだ。現時点でも、市議会の定数を大幅に上回る30数人が立候補を予定している。さらに、先月結党した平和党=滋賀県彦根市・代表・立直平和=は店舗数と同数の立候補者を立てることを示唆している。同党関係者によれば、「今回の出店で、『地盤』『看板』は揃った。あとは一澤帆布の『カバン』を候補者数だけ用意すれば、選挙対策3点セットだ」と鼻息が荒い。
市民生活への影響も懸念される。中止が決まっている宇治川花火大会では、打ち上げ予定だった行き場のない「源氏ろまん」をびわ湖花火大会で使用することが既に内定。京都府宇治市と滋賀県大津市を結ぶ「京滋バイパス」は、「滋滋バイパス」に名称を変更する予定。
市民も編入の効果に期待を寄せる。式部柴さん=宇治市宇治山田=は「水道代が安くなるかな」と語り、藤原寄道さん=宇治市宇治蓮華=は「HOPカードのポイントが倍付けになるのでは」と話す。京都大学経済学部の兎角うさぎ教授(歴史経済学)は「二千円札より経済効果ありそう」と話している。一方、伝統文化の衰退を懸念する声もある。地元の歴史文化に詳しい瀬戸口弱聴さん=宇治市折居台=は、「大人の事情で、小学校からお茶の出る蛇口がなくなってしまうかが心配。鮒鮨は食べたくない」と話す。
▲滋賀県知事の話「編入を心から歓迎する。もともと琵琶湖の水を飲んでいただいている間柄ですから。これで、京都市伏見区や久御山町が視野に入った」
▲京都府知事の話「別に」

編入に伴って喫茶じゃがいもの住所は次の通り変更となります。
<変更前>
京都府宇治市宇治壱番
<変更後>
滋賀県宇治市宇治壱番

2件のコメント

    • 喫茶じゃがいも

      当面は現状維持で、来年4月1日までに空き番号を買い漁るそうです。滋賀県宇治壱番郵便局でそう聞きました。

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